無線機について|東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・群馬なら業務用無線機器販売の東京業務無線

受付時間 9:30~18:00 (土・日・祝日除く)
03-6761-8035

無線機について

無線機とは

一見携帯電話と機能が重複していると思われがちな無線機ですが、携帯電話に比べてよりスピーディでビジネスライクな特性を有しており、近年はサービスの質向上、人件費の削減など、さまざまなビジネスシーンで利用される姿が増えてきました。

複数の相手と迅速な通話が可能

無線機は携帯電話と違って相手を呼び出す必要がありません。ワンプッシュで会話の伝達が可能です。その迅速さは携帯電話の比ではありません。 また無線機は同じチャンネルを使用している端末の全てと同時通信が可能です。例えばイベント会場の進捗管理など、広範囲にわたる場所での円滑なオペレーション、 誘導業務などで活用されているシーンを目にされた方も多いと思います。1対1の会話機である携帯電話とはコンセプトが全く異なる通信機器、それが無線機なのです。

インフラを使用しないので通話料が不要

無線機は端末と端末が直接電波でつながります。インフラを利用する必要がない無線機は、電話のようなランニングコストが発生しません(IP無線機を除く)。 そのため、天災などで携帯電話が使用不可能となるケースでも通話が可能なため、災害現場などでは欠かせないアイテムとなっています。 明瞭な音質もビジネスシーンには欠かせないと好評です。

使用する前に開局申請が必要なタイプも

現在一般的に利用されている無線機は、「特定小電力無線機」「IP無線機」と呼ばれる登録申請、免許取得が不要のタイプや、 申請は必要だが免許は不要の「デジタル簡易無線機」(登録局)がメインとなっています。それぞれ機能やチャンネル数、到達距離などが異なりますので用途に合わせた選択が大切です。 エスティエスは入念なヒアリングを通じて、お客様のニーズに最適な一台を自信を持ってご提案しています。

デジタル簡易無線機 免許局

簡易無線免許局は個人資格は必要ありませんが無線機を利用する前に申請で無線局免許を受ける必要があります。 デジタル簡易無線登録局と比べチャンネル数多く『キャリアセンス』機能が搭載されていないので業務用として多く利用されています。 *『キャリアセンス』機能は自分が送信するときに他の無線機が自分と同一のチャンネルを使用中であるかを検知する仕組みです。 使用中であれば無線機が自動的に送信をキャンセルします。

デジタル簡易無線機 登録局

特定小電力無線機と比べて、圧倒的に長い電波到達距離や音質の良さを誇ります。最大約5kmの通話が可能で、送信出力も大きいため、 鉄筋コンクリートなどの電波障害物が多いシーンでも高い通話性能を発揮します。またデジタルならではのメリットとして、 盗聴などの危険性を減らす高度な秘話機能を有するなど、より安全に快適な通信のための機能が搭載されています。「登録局」タイプでは免許は不要ですが登録申請は必要です。 お客様が採用される場合の申請手続きは、もちろんエスティエスにて代行させていただきます。工事現場、病院施設、イベント会場など、より大規模な範囲での使用にも対応が可能です。

IP無線機

携帯電話の通信網を利用する無線機です。他の無線機の電波到達距離は長くても約5kmほどですが、IP無線機の場合は基本的に日本全国で通信が可能です。 使用に当たって免許も申請も不要ですが、携帯電話の通信網を利用するため回線使用料が別途発生します。またサービスエリア外であったり基地局がダメージを受けたりして携帯電話が不通となった状況下では、 IP無線機も利用出来なくなります。北海道と沖縄に分かれたイベント、マラソン大会など、会場が広範囲にわたるシーンで重宝されています。

特定小電力無線機

一般的に「トランシーバー」「インカム」などとも呼ばれている無線機です。最も手軽な無線機で、所有者全員のチャンネルを合わせるだけで、一斉通信が可能です。 免許も申請も必要なく、ランニングコストも発生しません。ただし出力が小さいので、通信距離は最長約500mと短めです。小規模なレジャーや中小店舗などでの使用に適しています。

MCA無線機(広域エリア無線機)

携帯電話網と通信会社独自の回線を共用する事で、電波の有効利用と通信の利便性を実現したハイブリッドタイプの無線機です。 携帯電話のサービスエリア外であっても、他の通信チャンネルを利用して通信が可能となる場合があります。国や地方自治体での導入が進んでいます。

2024年11月30日でアナログ無線機が使用出来なくなります。

現在デジタル型と平行して使用されている「アナログ簡易無線機」ですが、電波法の改正により2024年12月1日以降の使用が禁止されます。電波利用の急増に伴い、 より狭い帯域幅で通信が可能なデジタル型への完全移行で、電波資源をより有功に活用するためです。12月1日以降のアナログ簡易無線機使用は、電波法違反に該当し処罰の対象となります。 現在アナログ型を利用されている、新規での導入をお考えのお客様はぜひエスティエスにご相談下さい!

無線機のメリット

無線機のメリット

●通信エリア内にいる多くの無線機に送信ボタンを押して話すだけで同時に情報を送信できます。
●通信コストが不要なので(IP無線を除く。)通信頻度の高い職種には最適です。
●多くの無線機はスタンドアローンで運用可ができるので災害時の通信機器としても利用可能です。

このページのトップに戻る