コラム
デジタル簡易無線が変わります。(増波と中継利用)
目次
デジタル簡易無線が変わります。(増波と中継利用)
デジタル簡易無線機 免許局・登録局のチャンネル数が増えます。
増波の詳細は下図のようになります。
対象局 | 以前 | 以後 |
免許局 | 地上用 | 地上用 |
65チャンネル | 75チャンネル | |
中継用 | 中継用 | |
0チャンネル | 20チャンネル | |
登録局 | 地上用 | 地上用 |
30チャンネル | 82チャンネル | |
上空利用 | 中継用 | |
5チャンネル | 15チャンネル |
増波によって変わること
デジタル簡易無線の【免許局】・【登録局】が増波の対象になります。
登録局はこれまでの30チャンネルから82チャンネル。
免許局はこれまでの65チャンネルから75チャンネルと中継利用
20チャンネル(10ペア)。
免許局
免許局は10波増波で75チャンネルになります。中継局(20チャンネル
10ペア)の利用で通信エリアの拡張や不感帯エリアの解消に期待が持てる
ことになります。
登録局
登録局は52波増波で82チャンネルになります。上空利用は5チャンネル
から10波増波で15チャンネルとなります。
登録局は利用者が多く都心部等では特に利用に支障が出ていました。
登録局には「キャリアセンス機能」という機能が実装されており、同じ
チャンネルで利用者が重複した場合に相手の電波を受けると自分の無線機
から電波を発射できないという機能です。
チャンネルが増加することで、このリスクは減少されると考えられます。
まとめ
今後、増波モデルが増えていくため旧モデルは在庫がなくなり次第生産中止
となります。増波対応モデルのお問い合わせは弊社迄お願い致します。
関連記事
