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トランシーバーの周波数って何?基礎知識や合わせ方を徹底解説

トランシーバーを購入する時、必ずと言っていい程出てくる言葉が「周波数」です。
しかし、「周波数」については聞いたことはあっても、その詳細や影響を正確に理解している人は少ないかもしれません。

用途に合ったモデルのトランシーバーを選ぶためには、周波数の基礎知識が欠かせません。
そこでこの記事では、周波数の意味やトランシーバー選びにおけるその重要性を、初心者にも分かりやすく解説します。

 

トランシーバーの周波数とは?

 

トランシーバーの周波数とは?

トランシーバーの周波数は、その通信距離や透過力を決定づける重要な要素です。

低周波数帯は遠くまで届きやすく、障害物を越えやすい特性がありますが、データ転送速度は比較的遅いです。

一方、高周波数帯は通信速度が速く、よりクリアな通信が可能ですが、物理的障害物や距離による制約を受けやすい傾向があります。

適切なトランシーバーを選ぶためには、使用目的に応じた周波数帯を理解することが不可欠です。

 

ラジオと原理は同じトランシーバーの周波数

周波数に関して、私たちにとって最も身近な例はラジオでしょう。

勉強をしながら、あるいはドライブをしながら、ラジオを聞いたことがあるのではないでしょうか。
実は、ラジオとトランシーバーの周波数の原理は同じです。

 

ラジオを聴く時、ダイヤルやボタンでチャンネルを合わせますよね。

実はこのチャンネルとは、決まった周波数を割り当てたものです。

私たちはラジオのチャンネルを合わせることで、自分が聞きたい局の周波数を設定していたんです。

 

例えば、TOKYO FMは周波数80.0MHzで放送されています。
ラジオの周波数を80.0MHzに合わせると、放送を受信することができます。

 

トランシーバーも送信された電波を受信するという意味では原理は同じ。

相手の音声が乗った電波を、自分のトランシーバーの周波数を合わせることでキャッチしています。

 

トランシーバーを糸電話に例えると?

トランシーバーは糸電話に例えることもできます。
糸電話は紙コップ2つを糸で繋いで電話のように話がすることができます。

トランシーバーでは音声を送信する時、音声が乗った周波数が出ます。

 

受信する側のトランシーバーでは、自分が聞きたい音声が乗った周波数を探して捕まえることで、音声を聞くことができるのです。

糸電話でいう糸こそが周波数です。

 

トランシーバーの周波数帯

特定小電力トランシーバーは主に、400MHz帯と呼ばれる帯域の周波数を使用します。

FMラジオより、ずっと高い周波数を利用しています。

また、特定小電力トランシーバーはチャンネルによって使用する周波数が異なることを覚えておきましょう。

 

例えばチャンネル数が単信11chの場合は、

 

チャンネル01・・・422.0500MHz

チャンネル02・・・422.0625MHz

チャンネル03・・・422.0750MHz

(中略)

チャンネル10・・・422.1625MHz

チャンネル11・・・422.1750MHz

 

このように、0.0125MHzごとに区切られた周波数がチャンネルに割り当てられています。

 

トランシーバーを使われている方の中には「メーカーが違うトランシーバー同士は通信できない」と思っている方がいます。

実は、メーカーが異なってもチャンネル数が同じである機種であれば、通信することは可能です。

その場合、2機のトランシーバーを同じチャンネルに設定することが必要です。。

トランシーバーの通信ができない時は、チャンネル数を確認しましょう。

 

トランシーバーの周波数と違法性について

次に、トランシーバーの周波数と違法性の関係について解説します。

 

トランシーバー(無線機器)では使用できる周波数が決められている

特定小電力トランシーバーでは400MHz帯の電波を使用します。

普通にトランシーバーを購入すると、指定された周波数の電波が送信されるようになっているので、それ程気にする必要はありません。

 

しかし、トランシーバーを改造して、別の周波数帯の電波を送信できるようにした場合はどうでしょう。

実は、これは違法になります。

 

他にも海外の周波数帯に合わせて作られた製品を日本で使ったケースも、違法になることがあります。

トランシーバーに限らず、いろいろな無線機器できる電波の周波数は法律で決められています。

例えば、ラジオを聴いている時、誰かのトランシーバーの声が聞こえてきたらビックリしますよね。

そうならないためにも、使用する周波数帯が決められているんです。

 

トランシーバー(無線機器)の技適マークを確認する

一般的に使用される無線機のほとんどのものには、技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)がついています。

技適マークは、電波法で定められている基準に適合した製品であることを表します。

技適マークがついていないトランシーバーは、違法になる恐れがあるので注意が必要です。トランシーバーをお持ちの方は、型式名称が記載された銘板などを確認してください。技適マークが見当たらない場合は、違法の製品かもしれません。

 

トランシーバーの周波数の合わせ方

ほとんどのトランシーバーはチャンネル変更つまみで周波数を合わせます。

「周波数を合わせる」と聞くと、ダイヤルで音が聞こえる周波数を慎重に探すという印象を持ちますが、そのような操作は必要ありません。

トランシーバーは既にチャンネルに周波数が割り当てられていますので、通信をしたい相手のトランシーバーと同じチャンネルに設定することで、周波数を合わせることができます。

 

また、最近ではチャンネル変更つまみではなく、ボタンで合わせる機種もあります。

そのような機種の場合は、取扱説明書を確認しましょう。

 

トランシーバーとアマチュア無線の周波数の違い

特定小電力トランシーバーは400MHz帯を使用しますが、アマチュア無線では全く異なる周波数帯を使用します。

アマチュア無線では、HF帯、VHF帯、UHF帯と呼ばれる帯域の周波数を使用します。使用できる周波数の種類も多岐に渡ります。

 

例えばHF帯の7MHz帯。

安定した通信が可能な帯域ですが、それ故に利用者は多いです。

上級者では、混雑した通信の中から、特定の声を見つけ出す技術に長けた方もいます。

 

トランシーバーの周波数の仕組み

周波数が異なると電波の性質も変わってきます。

周波数が高いと、通信速度が上がる一方、遮蔽物の影響を受けやすくなります。

トランシーバーには近・中距離の通信に適した周波数が割り当てられています。

他のトランシバー(無線機)の周波数

簡易無線免許局 467.70000MHz~467.40000MHz 6.25KHz間隔の65ch
簡易無線登録局(1) 351.03125MHz~351.00000MHz 6.25KHz間隔の12ch
簡易無線登録局(2) 351.20000MHz~351.63125MHz    6.25KHz間隔の70ch
簡易無線登録局(3) 上空用 351.10625MHz~351.19375MHz    6.25KHz間隔の15ch


まとめ

今回、トランシーバーの周波数について解説したことは次の通りです。

 

・トランシーバーで周波数を合わせることは、ラジオで選局することと同じ。

・トランシーバーでは使用できる周波数帯が決まっていて、それ以外の周波数を使用すると違法になる。

・技適マークは電波法で定められている基準に適合している証拠。

・アマチュア無線ではさらにいろいろな帯域の周波数が割り当てられている。

 

トランシーバーを選ぶ時は、周波数のことも頭の片隅に入れておきましょう。

 

 

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